貸し切りお風呂と美味しい朝食を堪能して2日目がスタート
山口旅2日目です。(前回の記事はこちら)
普段は低血圧でまったく起きられないのに、旅行中は早起きが得意です!
そして、今回はあまり熟睡できていなかったのですが、とっても元気😆
この日の朝は運よくお風呂にどなたもおらず、貸し切り温泉を堪能したあと、
朝食でさらにパワーチャージしました。


🕷さんには驚かされましたが、宿はアットフォームで温泉もきれいで充分楽しむことが出来ました!
萩を目指して~道の駅ほうほく
2日は再び長門経由で、まずは萩を目指します!
途中で山口旅で人気の道の駅ほうほくへ立ち寄りました。
早い時間だったので、飲食店はまだ営業していませんでしたが、デッキで写真だけ撮影📷

2日目は運転にも慣れてきて、ドライブもだいぶ楽しめるようになってきました。
いままでは交通の公共機関を使って重い荷物を抱えながら移動していたので、車というプライベートスペースで荷物を積んで旅できるのは、すっごい楽!そして楽しい!
日中の観光時に地酒を楽しめないことだけが残念ポイントかな…😅
萩観光~松下村塾で幕末にタイムスリップ
萩観光は松下村塾から。
吉田松陰が主宰した私塾で明治新政府で活躍する逸材を輩出した場所です。
松下村塾の敷地内には吉田松陰が謹慎していた吉田松陰幽囚ノ旧宅、松陰の没後伊藤博文が建立した松陰神社や資料館があります。



アメリカ軍艦での海外渡航に失敗、囚われの身となったのち、この地で謹慎生活を送っていた吉田松陰。謹慎中、将来有望な若者たちに勉強を教えることになり、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋など、明治新政府で活躍したの逸材を輩出した教育者としても優れた方、30年という短い生涯ではありますが、とても濃い人生を送ったのではないでしょうか…。
歴史をもっと勉強していれば、もっと旅が楽しめるのになぁ毎回感じております…😂
歴史を学ぶ、萩・明倫学舎
城下町エリアへ移動し、明倫学舎へ。
国内最大級である木造校舎群である旧明倫小学校の木造校舎を改修した建物で山口や萩藩の人材育成の中枢を担っていた藩校明倫館などの歴史を知ることができる観光施設です。

すぐ裏に実際に授業を行っている明倫小学校があるのですが、こちらも素敵な建物でして、
間違って侵入しようとしてしまいました…😅

明倫学舎でのお目当てはランチです。(歴史を学ぶんじゃないんかい!?)
素敵な和食御膳を提供してい萩暦さんというレストランがあるので一目散に向かいます。
しかし…
臨時休業日でした…🤣
事前に営業日調べていたのに…なぜぇ…?
せっかく来たので、とりあえず館内を見学させていただきました。
本当に素敵な建物。こんな小学校で学びたかったな。

第2候補にしていた明倫学舎近くのお寿司屋さんへ行きましたが、
なんと、ここもお休みでした😢
まさか、ここでランチ難民になるとは…。
山口の観光は休業日に注意!
今回旅したのは、平日火曜~水曜の3日間。
山口は商売っ気がないのか、観光地の飲食店でも普通に休業日を設けているお店が多いです。
特に火曜、水曜は要注意(火・水曜両日休みの店舗も多い)、お目当てのお店がある場合はご注意ください。
ランチ難民のまま萩城下町へ
萩観光で絶対はずせないと思っていた萩城下町。
想像していたより、かなりこじんまりしています。
よく紹介されている白壁は何ブロックにも連なっていると思っていたのですが、なんと国の重要文化財にも指定されている菊屋家住宅の白壁部分だけでした。
菊屋家は毛利藩の御用商人として藩を支えてきた豪商であったそうで、とても立派なお屋敷です。

この城下町はこじんまりしているとはいえ、高杉晋作や木戸孝允(桂小五郎)の旧宅もあるので、幕末好きの方には見逃せない場所になりそうですね。これらの家屋は中まで見学することが出来ますよ(有料)。
そして、城下町でランチと思っていたのですが、
とにかく、食べる店がない!
事前調査はした際に、映える系スイーツ店があることはチェックしていたのだけど、食事できる店がありませーん🤣
あたりをしばらくうろうろした末、
クラフトビールのお店HAGI JYOKAMACHI BEER MURATAさんでちくわ揚げとノンアルビールをいただきました。
地ビールのお店なのに生ビールがその場でいただけないのが辛いこと…。
もちろん、これだけではおなかは全く満たされませんでした…。

そしてわらび餅専門店 萩ノ早蕨さんでもしばし休憩。
わらび餅入りほうじ茶ラテをいただきました。
タピオカドリンクについているようなストローでぷるぷるなわらび餅を吸いながら飲みます。
美味しかった~かなり気に入った一品でございました!

萩のお土産 夏蜜柑
萩では買いたいお土産がありました。
それが、幕末の明治9年から創業している「元祖みかん菓子のお店」光國本店さんの夏蜜柑丸漬です。
夏蜜柑丸漬はその名の通り、夏みかんをまるごと漬けて作っている伝統的なお菓子です。
夏みかんの皮をまるごと漬け込んだ中にには甘さ控えめな羊羹が入っています。その工程はなんと5日間もかかるそう。
見た目もとってもかわいいですが、夏みかんの甘さと皮の苦さのバランスが絶妙でお茶との相性もよく美味しくいただきました。


萩市街地の本店へ買いに行ったのですが、お店が無人でしばらく呼び出しベルを鳴らしてようやく隣接している工場(?)のほうから店員さんが来てくれました。
離れて暮らしている家族にも送ろうかと思ったのですが、暑い車内で移動していること&賞味期限が短い関係で自分用だけ購入しました。姪っ子がみかん好きだから買いたかったんだけどなぁ…。
なお、光國本店さんのサイトからお取り寄せも可能です。
光國本店オンラインショップ
夏蜜柑丸漬の類似商品について
ちなみに同じく夏蜜柑丸漬を販売する長州屋光國製菓本舗という分家のお店があるようですが、味や製法は異なるようですので、元祖がご希望であれば光國本店さんでのご購入をおすすめします。
光國本店さんのホームページより抜粋
「光國本店」と「長州屋光國製菓本舗」の違いについて
https://www.mitsukuni-honten.com/
長州屋光國は当店三代目光國義太郎の弟が分家したものであり、 お味、お値段、製造販売方法がそれぞれ違っております。 お間違いございませんようにお願い致します。
え、ここすごい好き! カルストロード
天気予報の通り、この日は朝から曇りがちだったのですが、午後になってちらほら雨が振り出しました。当初運転スキルの問題で、カルストロードは候補に入れていなかったのですが、YouTubeなどでその景色を目にして、行きたい気持ちの方が勝ってしまった場所です。事前に何度もGoogle Mapで道路の広さを確認して(笑)、なんとかいけそうだったので、カルストロード経由で秋芳洞を目指しました。萩から南下してしばらく走ると徐々に山道になってきますが、峠を攻められるほどの田舎で育った私にはまったく問題ありませんでした(笑)
そしてふとした瞬間に、それはいきなり現れました!
うわぁ~すっごい絶景~!!!!!

動画でも紹介していますので、よかったらご覧ください。
カルスト台地から顔を出す石灰岩の迫力!!なんでもサンゴ礁が化石化してできたものらしい。
自然って凄い!
このルートにして本当に良かった~。
これで晴れていたらもっとすごい景色が見られたかもしれないけど、
曇り空でも十分壮大な自然の景色を見られて大満足でした!
想像より涼しくて快適!幻想的な秋芳洞
秋吉台国定公園の地下100mの麓に開口する日本屈指の大鍾乳洞、秋芳洞へ。
鍾乳洞に入るまでに少し森の中をあるいていくのですが、霧がかかってとっても神秘的。

鍾乳洞に入った瞬間「カリブの海賊??」と思ってしまうくらいな幻想的な景色が広がります。鍾乳洞の中がひんやり涼しいのも非現実感が増している理由のひとつ。冬場は暖かく感じるそうです。
お皿が重なったように見える百枚皿や黄金柱など約1キロにわたって見どころが続いています。
鍾乳洞は国内外いくつか訪れたことがありましたが、ここが一番好きかもしれない。

萩では時間の都合で買い物が出来なかったのですが、秋芳洞で素敵なお皿に出会ったので購入しました。時間があれば萩焼の窯元へも行ってみたかったな。

お椀も欲しかった….

宿へ向かう途中に夕食の買い出しを
この日の宿、一の俣温泉は前日の川棚温泉以上に山奥に位置する。
予約時にホテル側からはホテル近辺に夕食ができる場所はないと連絡が来ており、自分でも探してみたのだけれど、本当に無く、秋吉台からホテルに向かう途中で買っていくことにしました。目指したのは道の駅 蛍街道西ノ市。きっとここに名産品的なものが売っているであろうと期待して向かいました!

この蛍街道西ノ市の特長は、なんと温泉が併設しているんです!
温泉宿に泊まらない方はここでひと風呂浴びてもいいですね~。
そして、食材を探しに売り場を探そうと思った瞬間に、蛍の光が流れ始める…
えぇ~っ!
閉店時間早っ(18:00閉店)
急いで食材コーナーへ行ってみると…惣菜がほぼ売り切れ
またもや、難民~🤣
しかたなく、1つ残っていた地元のものでもない普通のミニ弁当を買ったのだけど、量も少ないし納得できず、いちかばちか、となりにあるスーパー的なお店に行ってみたところ、
地元で採れた風のお刺身などが幸運にも割引で売っていた!お得に食料とお酒をゲット!
新鮮な海の幸やっぱり美味しい! 買いすぎたし、食べ過ぎました!



クラフトビールの飲み比べできなくて残念…

一の俣温泉 美肌の湯で疲れを癒す
一の俣温泉はしっとりしたお湯で肌がすべすべになると評判だったので選びました。ホテルの雰囲気も良く快適でした。そのなかでも気にいったサービスなのですが、部屋に「当ホテルは自然の中にあるため、周辺には虫がたくさんいます。もしお部屋に虫がいてお困りの際には、遠慮なくスタッフにお伝えください」という表示がされていたのには感動しました(ありがたいし、素晴らしい!)。
そして、お風呂へ。
大型ホテルだったのでそれなりに人がいました。60代くらいのお姉さまプチ軍団もいらっしゃったので、露天でその団体に紛れ込んでしまい気まずい感じもありましたが、評判通りのしっとりしたお湯を楽しめました。
しかし、ホテル周辺に何もないというのは、日常に疲れた大人にはいいものかもしれないですね。
現実に疲れた時、また泊まってみたいなと思いました。

翌日はいよいよ最終日、旅はまだまだ続きます!